ギャンブルが与える交通機関への影響?!

数年前にラスベガスに行った際、現地の友人3人とその場のノリでカジノへ行く事になった事があります。ちょうど週末の街が盛り上がりを見せている最中だったのもあってかどこの駐車場も激混み、しかも公衆トイレも近くに無く車の中で数時間身動きが取れなくなったとても苦い経験があります。

スポーツ観戦を例に挙げても分かる様に少しでも帰るタイミングを間違えれば付近の道路はあっという間に大渋滞になり電車もパンパンで乗れないなんて話も聞きます。特に私が体験したアメリカのラスベガスを初め、ラオスなどのカジノリゾートエリアと呼ばれる地域で生活をしている一般市民にとっては「終わる事の無い社会問題」として大きく根付いてしまっています。そこで、今回の記事ではギャンブル業界が交通にもたらす大きな影響について少し触れていきます。これを読んで何かを感じたそこのあなたも、今日から脱・マイカー生活を目指してみるのも良いかも知れませんね。

交通機関に与える“多大な”影響

24時間年中無休で営業をしているカジノには連日連夜の夢を持った多くの利用客が雪崩れ込んでいく様に入店して行きます。そんな人々が一気に帰路に着こうという時、一体どれだけの悪影響があるのでしょうか?

交通渋滞の原因を研究している専門家チームによれば、カジノが一番空いている時間帯はおおよそ午前2時から6時までの間の4時間だという。この時間は電車も動いていなければ大概の人が寝ている時間である為、道路の混雑にはさほど関係していない時間帯である事が分かります。逆に言えば、カジノ客の往来が激しい時間帯に限って、道路上は利用者の多いラッシュアワーと重なってしまうという大きな問題に直面するという事です。専門家は最後に「どれだけ研究しても解決しない問題」という結論を出したというこの社会問題。もはや空中に道路を追加するしか無さそうですね。

ラスベガスの通称が“罪の街”な訳

英語では“Sin City”とも呼ばれるアメリカラスベガス。“己の欲望を満たす為だけの人間が集まる場所”と言う揶揄表現がされる程のこの街は、道路にも大きな迷惑をかけている事はもう言うまでもありません。100軒以上のカジノの利用客と近隣にあるストリップクラブの利用客とも重なりダウンタウンエリアの渋滞はいつまで経っても最悪の状態です。行政もこの問題の解決に動く様子が無く、痺れを切らした近隣住民たちの多くは自転車での通勤や買い物を始めたと言う話もあるほど。

別のカジノの有名な街「ニューヨーク」では?

ラスベガスほどでもないものの、カジノが有名なアメリカの街として挙げられる事も多いニューヨークでは、ラスベガスの様なカジノに起因する深刻な道路渋滞はあまり起きません。それはカジノの数がそもそもラスベガスの10分の1以下しか無い事は当然関係しているものの、ニューヨークは公共交通機関がしっかりと機能している為、昨今のガソリン高もあってかより多くの人々が車通勤から地下鉄通勤に切り替えています。ラスベガスでも地下鉄を作る案も浮上したのだが、砂漠の街に強引に作ったラスベガスのダウンタウンの地下には雨水を排水する為のパイプが無数に広がっている為バスなど道路を使用する道しか残されていない訳です。 

お金に余裕がある人は飛行機を有効活用

大体の主要都市に存在するカジノは、その地域にある最寄りの空港からアクセスがしやすいようなエリアに建設されている事が多いです。ですので、ラスベガスならラスベガスまで、フィラデルフィアのカジノに行きたいならフィラデルフィアまで飛行機で行ってから地下鉄を乗るのが一番良い時間短縮の方法である事は間違いありません。

最後の飛行機だけ少し特殊でしたが、公共交通機関が発展している地域とそうでは無い地域によって、カジノ関連の問題の大小が変化する事がよく分かりましたね。「世界一公共交通機関の乱れが無い」我が国日本も、もしかしたらカジノスポットとして半端じゃ無いポテンシャルを秘めているかも知れません!