時代は車から自転車へ。流行の理由に迫る!

ここ数年人類を苦しめているパンデミックの影響もかなりあってか、日本だけに限らず世界各地において、自転車で移動する人が一段と増えました。この背景には、人が多く集まる場所を避ける為や、運動不足を解消するついでなど、人それぞれの理由があるかと思います。自転車メーカーも各社こぞって新作の自転車を次々と発表しており、今やまさに自転車戦国時代状態。そんな自転車が人々にもたらすメリットを検証しつつ、改めて流行の裏側を覗いてみたいと思います!

  1. 金銭面でのメリット 皆さん街中を見渡してみると高級な車を乗り回している人、結構頻繁に見かけませんか?それが自分よりも若そうな人だった時、なんか悲しい気持ちになりますよね。お金に余裕がある場合はこの話はあまり参考になりませんが、自転車の大きなメリット“ガソリン代がかからない”と言うところです。しかも自転車本体の値段だって車の価格と比べたら雲泥の差があります。車の様に屋根は無くともカッパを着てヘルメットをしっかり着用すれば立派なモビリティとして機能してくれる優秀な交通手段の代表格です。
  1. 1台製造するあたりのコストの違い お金の話ばかりですみませんが、自転車の製造コストの方が車よりも安いなんて言う事は火を見るより明らかですよね。これは同時に地球に欠ける負担も圧倒的に違いが有る事も考慮しておきましょう。
  2. ガソリンによる空気汚染が発生しない 空気汚染問題は人類が長年解決に向けて取り組みながら失敗に終わってきた苦い歴史を持つ公害です。自転車の様に空気を汚染しない乗り物をもっと推奨しなければ、この惑星の未来は無いかも知れません。
  3. 道路のメンテナンス費用の軽減 「道路のメンテナンスなんて別に自分が払ってる訳じゃないんだし良いでしょ?」と思っているあなたは勉強不足です。車による道路補修には多額の税金が使用されている事を忘れてはなりません。
  4. 車のセカンドカーとしても活躍 いくら車を手放した方が環境に良いと言われても、近くに駅もスーパーも無いのに自転車だけで生活しろと言うのはあまりに酷な話です。ですので、平日は車を主に使用して週末は車を使わず自転車で買い物やお出かけをするといった風に2代目の愛車としてあなたの人生を豊かにしてくれます。
  5. 健康効果の促進 一番はこれですよね。私自身、3年間ではありましたが勤めていた会社まで雨でも無い限りは自転車で通勤していました。片道30分くらいのちょうど良い傾斜があるサイクリングコースだったのですが、1年後何気無く体重計に乗ったら体脂肪率が8パーセントも下がっていて本人が一番驚いた記憶があります。有酸素運動なので脳味噌にも良いと言われていますね。ちなみに自転車を1時間適度な負荷をかけて漕ぎ続けると600キロカロリーも燃えると言われているそうです!
  6. スペースの省略 誰もが家にガレージを持っている訳ではありません。ましてや駐車場を借りるとなれば毎月それだけで都内なら数万円かかってきます。こんなお金を払い続けて車を持ち続ける理由があるのか私にはイマイチ理解できませんが、毎月の駐車場代金を浮かしたお金は別の事に使う事を強くお勧めしたいと言うのが本音ではあります。
  7. 街中のうねうねした細い道などは、車なんかよりも自転車ですり抜けるのが一番早い方法です。ましてや混雑する街の中心地では、自転車を使って車の間を縫うように爽快に駆け抜けると結構スカッとしますよ!
  8. おまけ・修理費用・維持費用だって自転車の方が全然安い どんな乗り物でも使っていればどこかが悪くなります。自転車は車と違って一つ一つのパーツも手に入れやすい金額で販売されている為思わぬ出費が出ても車の修理費用ほどの重さは無いはずです。

いかがだったでしょうか?夏本番のこれからの季節、クーラーの良く効いたタクシーも良いですが、たまには自転車サイクリングに出てみてはいかがでしょうか?